*

クリスマスとCSR

公開日: : 最終更新日:2013/12/26 CSR

XmasTown

Photo by (c)Tomo.Yun

 

今日はクリスマス.

ということで、クリスマスとCSRについて考えてみた。

何故なら、クリスマスをもっともっとCSRに活かす企業が増えるべきだと思うからだ。

何故か?

それは、クリスマスは何故か、人を「いい人になりたい」と思わせる魔力を持っているからだ。

クリスマス・キャロルの主人公である、あの冷酷無比な守銭奴のスクルージでさえ、クリスマスを機会に「いい人」になってしまったくらいだ。

「楽しいクリスマスを過ごす人」も、「寂しいクリスマスを過ごす人」も、「人の温もり、暖かさ」を求める日なので、ファンドレイジングはもちろんのこと、CSRにもうってつけの「チャンス」である。

にもかかわらず、このチャンスを積極的に活用しているCSR事例は(そのチャンスの大きさに比べて)、あまりに少ないように思える。

目立つものと言えば、百貨店のチャリティ商品とか、通販サイトのチャリティ・キャンペーンとか。

おおむね、物販系の企業が活用しているくらいで、メーカーとかBtoBの企業が積極的に活用しているように思えない。

やってる企業もあるのだろうが、僕みたいな人間に伝わってこないということは、世間的にはまったく伝わっていないと思う。伝わらないCSRは、大いに問題ありだ。

何故、こうなるかというと、理由はいろいろあるが、根本的には多くの担当者が「マーケティング・チャンス」ということに、まったく無頓着だからだと思う。

世の中には、クリスマスだけでなく、バレンタイン・デーや節分の日など、マーケティング・チャンスとなる「日」はたくさんある。

そのようなマーケティング・チャンスがほとんど活かされていない。

今年はハロウィンが大きな盛り上がりを見せたが、これを活用したCSR事例などほとんどない。

これは非常にもったいないことだと思う。

CSR関係者も、マーケティング担当と同じくらい、もっともっと「マーケティング・チャンス」というものに、意識的になるべきだと思う。

 

 

関連記事

iso2600

CSRがつまらない〜ガイドラインをぶっ飛ばせ!!

CSRがつまらない。 最近はまったく興味が持てなくなっている。 最新の事例研究に興味も無

記事を読む

eyecatch

「信頼CSR」と「共感CSR」の具体的な違い(その1)

これからのCSRは「信頼から共感へ」。 これが僕の主張なのだが、もう少し具体的なことを少しずつ

記事を読む

osn0045-049_w420

新年にあらためて問う、成長戦略としてのCSR

(c) .foto project 明けましておめでとうございます。 今年はもう一度、初

記事を読む

moon_square

CSRはもう終わり

宣伝会議が運営する広告界のニュース&情報ポータルサイト「アドタイ」に寄稿しました。 テーマは「

記事を読む

waribashi

使えば使うほど地球環境に役立つCSR活動とは?

かつて「マイ箸」運動が活発だった頃、 僕は「マイ割り箸」を持ち歩いていた。 理由は、日本

記事を読む

volvic

コーズ・マーケティングの限界

最近はミネラル・ウォーターの値段がどんどん下がっていて、スーパーやコンビニでは2リットル入り

記事を読む

eyecatch

間違いだらけのCSRコミュニケーション〜応援してますって言うな!!

多くの企業がそのCSRコミュニケーションの中で「わたしたちは〜を応援してます」と言っている。

記事を読む

eyecatch

バカ社員を教育するのも企業のCSRだろう。

今日の東京は大雪。 というわけで、夕方以降、羽田空港でも欠航があいつでいる。 地方空港か

記事を読む

eyecatch

CSVを超えて〜バリュー・エンゲージメントの可能性

マイケル・ポーターらが打ち出した「CSV」という概念。欧州委員会がその政策文書で「ヨーロッパ経済の成

記事を読む

eyecatch

CSRは「信頼」から「共感」へ

世界の多くの企業は、ステークホルダーの「信頼」を得るためにCSR活動を行い、報告を行っている。

記事を読む

sma1
活動拠点を当ブログから移動しました。

僕がプロデュースする女性支援NGO「ガールパワー」では、2016年7月

mizutani
夜回り先生の右手親指はなぜ潰されたのか?

昼飯を食べながら「徹子の部屋」を見ていたが、今日のゲストは「夜回り先生

bouzu
CSRが儲かるとか儲からないとか、そんなことを議論しているから御社の業績は落ちるのだ。

昨日に続き、CSRは儲かるかどうかの議論について。 何故に、CS

csr
CSRは儲かるとか儲からないとか、この業界はいつまで頭の悪い議論を続けるつもりなのか?

つい最近、日経ビジネスにこのような記事が掲載された。 「社会貢献

sukiya2
ゼンショーのワンオペ、何が悪い!?

ここのところ、ニュースでは連日のようにゼンショーがネタにされている。

→もっと見る

  • 社会貢献に関するさまざまな情報をお届けする竹井善昭のメルマガです。ぜひご購読ください。 下記より登録できます。 竹井メルマガ登録フォーム

  • 社会貢献を志すすべての人のために。社会貢献という生き方を選ぶすべての人のために。社会貢献でメシを食うための方法を徹底解説。ソーシャルビジネスやCSRの考え方から、すぐに使えるヒント、アイデアまで。学生から企業人、そしてNPO・NGOスタッフまで。これ一冊で社会貢献のすべてが分かります。
    社会貢献の入門書として、大手外資系コンサル会社や中央官庁などの社会貢献系部署で必読書となっているロング・セラー。
    Amazonで購入

  • 英語やロジカル・シンキングだけでは世界では通用しない。真のグローバル人材になるために必要なことは何か? 誰も書かなかったその本質を徹底解説。
    Amazonで購入
PAGE TOP ↑