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バカ社員を教育するのも企業のCSRだろう。

公開日: : 最終更新日:2014/06/15 CSR, 考察, 雑記帳

今日の東京は大雪。

というわけで、夕方以降、羽田空港でも欠航があいつでいる。

地方空港から羽田に向けて飛び立った飛行機も羽田に着陸できず、出発地に戻ってしまうケースも相次いでいる模様だ。

それで、このような場合、必ずといって出てくるのがCAを怒鳴りつけるヤツ。

たいていの場合、それはオヤジだ。

今日も知人からの報告をうけたが、50代後半のサラリーマン風オヤジが、機内でCAを怒鳴りつけていたそうだ。

このようなケースを見たり聞いたりして僕が不思議に思うのは、このようなバカなオヤジを何故に企業は雇い続けるのか? ということだ。

悪天候のために引き返す機内でCAを怒鳴りつけることは、ビジネス・パーソンとしての基本的な資質に欠けることを表すものだ。

まず、悪天候は航空会社の責任ではないし、ましてやCAの責任でもない。

CAを怒鳴りつけても、CAには事態を解決できる権限も能力も無い。

つまり、このような状況でCAを怒鳴りつけるのは論理的では無い。

また、このような場合、たいていのオヤジは

「私は忙しいんだ!!」

「大事な予定があるんだ!!」

「商談がパーになったらどう責任を取るんだ!?」

というようなことを主張する。

しかし、今日の大雪は2、3日前から分かっていたことで、にもかかわらず飛行機が欠航したらビジネス上、重大な損失を被ってしまうというのは、危機管理能力がゼロということだ。

そんなことを大声で自慢してどうすると言いたい。

#ちなみに、僕は夕方以降の予定をすべてキャンセルして、自宅に籠もってデスクワークをしている。

このよな、論理的でも無い、危機管理能力も無いオヤジが仕事ができるはずもないし、部下の信頼をえているはずもないし、チームのモチベーションが高いはずもない。ちまり、彼のチームがパフォーマンスが高いはずもない。

疑問なのは、そのような人間を何故、企業は雇い続けているのか? ということだ。

バカ・オヤジが企業社会でのさばることは、優秀な若者の雇用やモチベーションを奪うことであり、これは大きな社会的損失だ。

もちろん、その企業自身にとっても大きな損失を生んでしまう。

社員のモラルを高め、社会意識を高めることも企業のCSRとして重要なことだと思う。

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