*

音楽好きはやっぱりラジオだ!!

もともと音楽が好きではあるのだが、一昨年あたりからEDMにはまったこともあって、最近はコンピも含めていろいろアルバムを買ったりしている。

しかし、そうなると問題は最新の音楽情報をどこで仕入れるか? ということだ。

たまに学生DJとかにお勧めアーティストを教えてもらったりしているが、そうしょっちゅうつきあってるわけでもないし、週末ごとにクラブに入り浸っているわけでもない。つまり、最新の音楽情報を仕入れるにはかなり限定的なつきあいかたしかしていない。

まあ、探せば日本にもコアなダンス・ミュージックの情報発信サイトもあるようだが、僕が知りたいのはまずなによりも「音」なので、とにかく音楽そのものの情報。つまり音が聴きたい。それも、ナイスな選曲で今の音を。

というわけで、ここのところ愛聴してるのがインターネット・ラジオだ。

音楽に対する飢餓感が高まると、やはりラジオというメディアの素晴らしさを実感できる。

特にインターネット・ラジオを世界中から、自分の志向性にピッタリのステーションを選べるので、今はこれ無しでも生活できないくらいだ。

僕のお好みはおおむねヨーロッパのダンス・ミュージック系ステーション。北欧とかオランダとか。あと、ルーマニアもけっこうグッドな選曲でお気に入りだ。

ルーマニアにはインナとかアレクサンドラ・スタンとか、お気に入りのEDM系アーティストが二人もいるくらいだから、もともと自分との相性はいいのだろうなと予測して聴いてみたら、やはり感性ピッタリだった。 ヽ(^o^)ノ

クラブとかでDJが流すものより、よっぽど自分にピッタリの曲がエンドレスに流れてくる。

しかも、CM無しのノンストップだ。

文字通り、お気に入りのDJがお気に入りの曲を24時間、エンドレスで流してくれる。そんな感じだ。

ネット・ラジオだから曲情報もリアルタイムに表示されているから、アーティストとか曲名とかも簡単にチェックできるし、音楽好きにはやはりラジオは強力なメディアだと再認識している次第だ。

しかし、そうなってくると心配なのは日本のラジオ、特にFM局だ。

ハッキリ言って、もう必要ない。

まあ、J-POPとか好きな人には必要なのかもしれないが、しかし、残念ながら日本のFM局には、「今の音」が流れてないように思える。

少なくとも、僕はクルマに乗っている時はなるべくFMを聴くようにしているが、そこで聞こえてくる音は「今の音」ではない。

ラジオ、特にFM局の役割とは、「今の音」を流すことにもあると思うが、その役割を果たしているとは思えないのだ。

これは、音楽の好みとは全く関係ない。

たとえば、EDMを好きな人は日本にはまだまだ少ないだろう。

しかし、EDMはヒップホップ以来、最大の音楽ムーブメントと言われていて、つまりまさに個人の好みを越えたところで「今の音」になっている。

一方で、誰とは言わないが、CDは売れているがけっして「今の音」とは言えない音楽をやってるアーティストもたくさんいる。

もちろん、どちらを好むかはそれこそ個人の嗜好だ。

しかし、メディアの役割には「今」を伝えることもある。

FMでいえば、それは音楽、つまり「今の音」だ。

かつて、ラジオの深夜放送が全盛だった頃、ラジオからは当時の最新の音である「フォーク」がガンガン聞こえてきた。

中高生から大学生まで、テレビではけっしてかからない、このフォークという「音」を聴くために、ラジオを聞いていた。

時代が変わっても、この基本的な役割は変わらないはずだ。

先日も女子大生と会話していて、「最近の大学生はラジオなんか聞かないよね?」と言うと「私は聞きますよ」と答える。驚いて、どこの局が好きなの?とたずねると「インターネット・ラジオ」と答えた。

今の音を流せば、今の若者もラジオを聞くのである。

ラジオは凋落が激しいメディアだ。

しかし、ラジオを殺すのはネットではない。

ディレクターやプロデューサーの、音に対する感性の悪さ、感覚の鈍さ。それがラジオを殺しているのである。

 

関連記事

the man

大人の男のカッコよさとはこういうことである。

今日、インターFMの「TERAOKA MUSIC」という番組をたまたま聞いていたら、元東京スカパラダ

記事を読む

eyecatch

オリンピックは誰のモノか?

2020年のオリンピック開催が東京に決定!! ということで、さっそく百貨店やスーパーで記念セー

記事を読む

Facebook

Facebookはほんとうに「オジサンが使うもの」なのか?

「Facebookって、オジサンが使うものでしょ?」 この春、大学に入学した女子大生、つまり18歳

記事を読む

kimigayp

集団的自衛権に反対している連中は、君が代が世界で唯一の平和的国歌であることをちゃんと理解すべきだ

集団的自衛権に反対する運動が少しばかり盛り上がっている。 首相官邸の周囲でも反対派のデモが深夜

記事を読む

onthewaytotheschool

映画「世界の果ての通学路」は間違っている。

途上国の少年、少女が学校に行く、その姿を追うというだけの、けっこう異色の映画「世界の果ての通学路」が

記事を読む

zero

「永遠のO」と現代若者論

「永遠の0」 正直言って、原作を読んだ時はピンとこなかった。 「妻子のために生きて帰るこ

記事を読む

snowqueen

「アナとひきこもりの女王」は何故、誤解されたのか?

注:この記事には多少のネタバレがあります。 「アナと雪の女王」の観客動員数が1757万人に達し

記事を読む

iammalala

マララちゃんの自伝、発売中!!

「女の子だって勉強したい!!」と世界に訴えただけで、タリバン兵に襲われて頭に銃弾を撃ち込まれ

記事を読む

moon_square

月に手を伸ばせ。たとえ届かなくても。

当ブログのタグラインにもなっている「月に手を伸ばせ。たとえ届かなくても」。 これは、70年代後

記事を読む

sma1
活動拠点を当ブログから移動しました。

僕がプロデュースする女性支援NGO「ガールパワー」では、2016年7月

mizutani
夜回り先生の右手親指はなぜ潰されたのか?

昼飯を食べながら「徹子の部屋」を見ていたが、今日のゲストは「夜回り先生

bouzu
CSRが儲かるとか儲からないとか、そんなことを議論しているから御社の業績は落ちるのだ。

昨日に続き、CSRは儲かるかどうかの議論について。 何故に、CS

csr
CSRは儲かるとか儲からないとか、この業界はいつまで頭の悪い議論を続けるつもりなのか?

つい最近、日経ビジネスにこのような記事が掲載された。 「社会貢献

sukiya2
ゼンショーのワンオペ、何が悪い!?

ここのところ、ニュースでは連日のようにゼンショーがネタにされている。

→もっと見る

  • 社会貢献に関するさまざまな情報をお届けする竹井善昭のメルマガです。ぜひご購読ください。 下記より登録できます。 竹井メルマガ登録フォーム

  • 社会貢献を志すすべての人のために。社会貢献という生き方を選ぶすべての人のために。社会貢献でメシを食うための方法を徹底解説。ソーシャルビジネスやCSRの考え方から、すぐに使えるヒント、アイデアまで。学生から企業人、そしてNPO・NGOスタッフまで。これ一冊で社会貢献のすべてが分かります。
    社会貢献の入門書として、大手外資系コンサル会社や中央官庁などの社会貢献系部署で必読書となっているロング・セラー。
    Amazonで購入

  • 英語やロジカル・シンキングだけでは世界では通用しない。真のグローバル人材になるために必要なことは何か? 誰も書かなかったその本質を徹底解説。
    Amazonで購入
PAGE TOP ↑