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「いじめ」は主観の問題。教師は勇気を持って主観で判断すべきだ。

公開日: : 最終更新日:2014/07/04 教育, 考察

同級生に対するイジメを見て義憤にかられ「いじめるなら、わたしをいじめて」と侠気を見せた小学生の女児が、他の男子二名、女子一名から暴行を受け、全治一週間のけがを負った事件。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140702-OYT1T50057.html?from=ytop_main7

けがを負わせたガキどももガキどもだが、いまどきは同級生へのイジメをとめようとするのは男子ではなく女子で、そのような勇気ある女子が暴行を受けていても、男子は誰も助けようとしなかったということだ。

子どもの教育の問題以前に、まず男子教育を考え直した方がいいと思うが、同級生女子を見殺しにした男子生徒以上に罪深いのは(当然だが)教師である。

ニュース報道によれば、この教師は新任で、くだんの女子が暴行を受けているのを知りながら「ふさげているかと思った」と「釈明」しているそうだ。

このような問題が起きた時、必ずず教師は「ふざけていると思った」「遊びだと思った」と釈明する。

イジメをしていたガキどもも、そのように釈明しているはずだ。

しかし、イジメとは主観の問題である。

いじめた方が、遊びやからかいだと思っていても、イジメを受けた方がイジメだと感じれば、それはイジメである。

と同時に、教師がイジメだと(主観的に)感じれば、それはイジメだと認定すべきなのだ。

そもそもイジメをする子どもというのは卑怯者なので、大人がイジメに関して尋問しても、うまく言い逃れをする。

そういうものだ。

いじめられている方も、本当のことが言えるとは限らない。

だからこそ、教師がイジメだと感じれば、子どもがどのように言い逃れをしても、イジメだと判定すればよい。

近頃は親もバカなので、自分の子どもがいじめっ子認定されたらクレームをつけてくる輩もいるだろうが、そのような親のクレームも無視すべきだ。

イジメ認定に客観的な証拠は必要ない。

子どもというのは、なんだかんだ言って大人の顔色を見ながら生きいてる。

教師が認定したら、遊びもイジメ、ということがルールになれば、子どもは教師の視点で同級生との関係を築こうとする。

そういうものだ。

教師がなかなかイジメ認定しない。言い逃れが通用する。

だから子どもはイジメを辞めない。

一時、日本の警察官はえっ店子とでは拳銃を発砲しないので、不良どもが安心して警官を襲って拳銃を奪おうとした事件が相次いだが、それと同じことが学校で起きている。

それがイジメの、大きな原因のひとつだ。

イジメは主観的なものだ。

つまり、それは文化の問題だ。

何があってもイジメは許さないという文化を作らなければ、イジメはなくならない。

学校という場では、イジメに対する言い逃れができる。言い訳が通用する。

教師も子どもに対して勇気を持って立ち向かわない。

そういう文化があるからこそ、イジメはなくならない。

教師が主観でイジメ認定できる。

そこに親も子どもも反論できない。

そのような文化を作ることが、イジメ撲滅には必要だろう。

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